MCP-CMDEX

Model Context Protocol (MCP)のコマンド実行サーバーの実装です。Denoで実装されており、ファイルシステム操作やコマンド実行などの機能を提供します。

機能

• ファイルシステム操作
  • ファイルの読み書き
  • ディレクトリ一覧表示
• URLからのコンテンツ取得
  • HTMLをMarkdownに変換
  • LLMによる要約と翻訳（オプション）
• コマンド実行
• エコー機能
• 設定ファイル管理

インストール

配布されているmcp-cmdexバイナリを実行ファイルとして使用してください。

自力でコンパイルする場合は以下のコマンドを実行してください。

deno task build

使用方法

実行ファイルを指定する

		"misc": {
			"command": "/path/to/mcp-cmdex",
			"disabled": false,
			"alwaysAllow": []
		}

filesystemがアクセス可能なディレクトリは設定ファイルで指定します。 Mac, Windowsで設定ファイルは以下の場所にあります。

• Mac: ~/.mcp-cmdex.toml
• Windows: %USERPROFILE%/.mcp-cmdex.toml

# ディレクトリアクセス許可
allowedDirectories = ["/path/to/directory", "/path/to/another/directory"]

# コマンド実行許可（オプション）
[allowedCommands]
system = ["ls", "cat", "echo"]
network = ["curl", "wget"]

# LLM機能の設定（オプション）
# 注: LLM機能を使用するには以下が必要です：
# - Ollamaがローカルにインストールされていること（http://localhost:11434で実行中）
# - deepseek-r1:8Bモデルがダウンロードされていること（ollama pull deepseek-r1:8B）
[llm]
enabled = false  # trueにするとLLM機能が有効になります

試すには

# ツール一覧を取得
echo '{"jsonrpc":"2.0","id":1,"method":"tools/list"}' | mcp-cmdex

# エコー機能を実行
echo '{"jsonrpc":"2.0","id":2,"method":"tool/exec","params":{"name":"echo","arguments":{"text":"Hello, World!"}}}' | mcp-cmdex

# ファイル読み取り
echo '{"jsonrpc":"2.0","id":3,"method":"tool/exec","params":{"name":"read_file","arguments":{"path":"/path/to/file"}}}' | mcp-cmdex

# コマンド実行
echo '{"jsonrpc":"2.0","id":4,"method":"tool/exec","params":{"name":"execute_command","arguments":{"command":"ls -l"}}}' | mcp-cmdex

ライセンス

Apache License 2.0